なぜ、プロライトのトレーラーは「割高」に見えるのか
- Naomi Takahashi
- 4 日前
- 読了時間: 3分
ブレーキの話の、その先にあるもの ―
ここまで、
電磁ブレーキと慣性ブレーキの違いについてお話してきました。
「なるほど、安全性が違うのは分かった」
そう感じていただけたなら、
次に出てくる疑問は、きっとこれです。
「でも、プロライトって高いですよね?」
正直に言います。
はい、安くはありません。
でもそれは、
同じ土俵で比べた時の話です。
日本のトレーラー選びは「装備の前提」が違う
日本でよく見るトレーラーは、
必要最低限の装備
コストを抑える設計
平坦路・短距離利用が前提
これ自体が悪いわけではありません。
一方で、
カナダでトレーラーを作るということは、
前提条件がまったく違います。
長距離移動が当たり前
山越え、強風、雪道
人里離れた場所での使用
トラブルが起きても「すぐ助けが来ない」環境
だからカナダでは、
「危険にならないこと」
が、設計の最優先になります。
プロライトは「軽さ」と「制御」を最初からセットで考えている
プロライトのトレーラーは、
単に「軽量」なだけではありません。
軽い
でも剛性が高い
そして電磁ブレーキを前提に設計されている
ここが重要です。
電磁ブレーキは
「後付けの安全装置」ではなく、
走行安定性の一部として組み込まれています。
だから、
下り坂で引っ張られにくい
横揺れが起きにくい
万一の時に“止めにいける”
この感覚は、
実際に牽引した人ほど、はっきり分かります。
「高い」の正体は、安心を削っていないということ
プロライトの価格には、
電磁ブレーキ
軽量FRP構造
過酷な環境を前提とした設計
長く乗ることを想定した耐久性
これらが最初から含まれています。
日本仕様に合わせて
「ここは省こう」「これは要らない」
という引き算をしていません。
だから結果として、
初期価格だけを見ると高く見える。
でも、
後から足せない安全
事故が起きてからでは遅い装備
が、最初から入っているだけなのです。
プロライトが向いている人、向いていない人
正直、向いていない人
とにかく安さ最優先
年に数回、平坦な道だけ
ブレーキ操作や走行に不安を感じない
こういう方には、
もっとシンプルな選択肢もあります。
プロライトが選ばれているのは、こんな人
山道や下り坂を走る
犬や家族を乗せている
女性一人でも安心して牽引したい
「万一」を想定しておきたい
そういう方が、
最後に戻ってくるトレーラーが、プロライトです。
トレーラーは
「買った瞬間の価格」ではなく、
使っている時間の安心感で評価される道具です。
もし、
下り坂で緊張し続ける
横揺れが怖くてスピードを落とす
風の日は出かけたくなくなる
そんな状態なら、
それは本当に「安く買えた」と言えるでしょうか。
最後に
プロライトは、
すべての人に向けたトレーラーではありません。
でも、
安全を理解した上で選びたい人
自分と同乗者を守りたい人
には、
きちんと理由のある選択肢です。
もしこの記事を読んで、
「自分はどちらだろう?」
そう感じた方は、
ぜひ一度、実車を見て、引いて、確かめてください。
数字では伝わらない違いが、
走り出した瞬間に分かります。


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