「カプラーを閉めたから大丈夫」ではありません|トレーラー連結時に必ず確認したいこと
キャンピングトレーラーやカーゴトレーラーを牽引するうえで、もっとも基本的で、もっとも大切なのがヒッチボールとカプラーの確実な連結です。
いつもやっている作業だからこそ、つい、
「カプラーのレバーを下ろしたからOK」
「ロックが掛かったから大丈夫」
と思ってしまいがちです。
でも実は、レバーが閉まっていることと、ヒッチボールが正しい位置に収まっていることは、必ずしも同じではありません。
ヒッチボールは「奥まで入っている」ことが重要
トレーラー側のカプラー内部には、ヒッチボールを保持するための構造があります。
正しく連結されている状態では、ヒッチボールがカプラーの奥まで入り、内部のロック機構がボールのくびれた部分(ボールヘッドの下側)をしっかり保持します。
ところが、ボールとカプラーの位置が少しずれていたり、ボールが十分奥まで入っていなかったりすると、一見レバーが掛かったように見えることがあります。
ここが注意したいポイントです。
上から見ただけでは「ちゃんと入っているように見える」こともあります。
最後に「下から見る」
そこでProlite Japanがおすすめしたいのが、とても単純な確認です。
連結したら、一度しゃがんでカプラーを下から覗いてください。
ヒッチボールがカプラーの中にきちんと収まり、ロック機構がボールの下側を正しく保持しているかを自分の目で確認する。
ほんの数秒でできる確認ですが、非常に大切です。
さらに、連結後にはトレーラーのジャッキを少し上げて、ヒッチ部分を軽く持ち上げる確認(カプラー・リフトテスト)を行う方法もあります。
正しく連結されていれば、カプラーだけがボールから外れることなく、牽引車側も一緒に少し持ち上がります。
ただし、これだけに頼るのではなく、
「ロックを確認する」+「下から目視する」+「軽く持ち上げて確認する」
この3つをセットにするのがおすすめです。
慣れている人ほど、もう一度確認を
トレーラーの連結は、慣れてくると数分でできる作業です。
でも、安全に関わる部分だからこそ、「いつもやっているから大丈夫」ではなく、「今日も確認したから大丈夫」にしたいところです。
出発前には、カプラーだけでなく、安全チェーン、電気コネクター、電磁ブレーキ、ブレークアウェイケーブルなども含めて確認してください。
そしてカプラーについては最後にもう一度。
レバーが閉まっているだけで判断せず、ヒッチボールが正しい位置に入っていることを目で確認する。
数秒の確認が、安全なトレーラー旅につながります。
レバーが上がってる状態の裏側


このくびれた部分に、ボールのくびれた部分がはまる。そうするとレバーを握るとロックされる




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